大分県にある三俣山はご存知でしょうか?九重連山のひとつで、どこから眺めても3つの峰が見える特徴的な山です。
九重連山と言えば、百名山にも選ばれている久住山がやはり人気です。以前に久住山は登ったことがあるのですが、その際に見た三俣山の山の形に気に入って今回は三俣山に登ろうと再び大分の山にやってきました。
スポンサーリンク
すがもり越え登山ルート
行き
長者原ビジターセンター(11:30) すがもり越(13:40) 三俣山西峰(14:00) 三俣山本峰(14:20)
帰り
三俣山本峰(14:30) すがもり越(15:00) 長者原ビジターセンター(16:15)
長者原からすがもり越を経由し、西峰から本峰と登頂し、来た道をそのまま下山するルートで今回は登山しました。
活動時間:4時間15分(休憩20分)
長者原ビジターセンター登山口情報
所在地
大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
駐車場
無料(約450台)
トイレ
登山口にあり
アクセス
やまなみハイウェイ沿い「長者原」
備考
駐車場は24時間開放されており、車中泊も可能です。
ビジターセンターの営業時間は8:00~17:00(冬季は16時閉館)
▲長者原ビジターセンター
長者原は九重山登山の拠点とも言える場所です。
三俣山だけでなく、大船山や久住山などの登山口でもあります。
登山者だけでなく、周辺には温泉や飲食店もあるので観光目的の方も多く利用しています。
三俣山までの道のり
長者原の九重登山口から三俣山向かいます。
登山口がどこか見つけにくかったのですが、「ドライブステイみやま」の裏側に登山口はあります。
登山から舗装された道路を登ります。まずは「すがもり越」を目指します。
途中、道路に川が流れています。
登山口から30分程舗装された道を歩くとすがもり越の標識があります。舗装された道はここまで。本格的な登り道になります。
舗装されてた道とは一変、登山道に入ると段差のある道や岩がゴロゴロした樹林帯の道を歩きます。
樹林帯の道から開けた道になりますが、獣道のような道になります。そのうえ一人が通れるくらいの道幅でぬかるんだ道で何度も足を取られそうになりました。正面に見える山が三俣山でまだまだ距離がありそうです。
だいぶ三俣山が近くなってきました。3つの峰の姿を間近で見ると圧巻です。再び舗装された道になりますが、この先は岩がゴロゴロした急な登り道になるので心の準備と息を整えておきましょう。
ここから山頂に向けて標高を上げていきます。
見上げる先まで岩がゴロゴロした登り道が続きます。
▲すがもり越に到着。
登山開始して最初の目的地がすがもり越でしたが、バリエーション豊富な登山道だったので長く感じました。ベンチもあるので軽く休憩して三俣山西峰へ向かいます。
すがもり越の真上にある山が西峰です。西峰まで単調な登り道になります。
西峰までの道は獣道と思ってしまうほどの狭い道幅です。
ぬかるんで滑るうえ傾斜がかなり急なので転んだらすがもり越まで転がりそうなので慎重に登ります。
▲三俣山西峰
すがもり越から西峰まで見上げると果てしない道だな〜っと思いましたがそんなに時間がかからず西峰到着しました。険しい道だったので息は上がりました。
山頂からは360度のパノラマ風景で、九重連山を見渡すことができます。
西峰で景色も満喫したので下山しても良かったですが、せっかくなので三俣山の最高峰の本峰まで登りたいと思います。相変わらずの道幅のせまい道ですが、本峰までは傾斜もあまりないので歩きやすかったです。
▲三俣山本峰
西峰から20分ほどで本峰に到着。
▼本峰からの風景
景色は西峰とあまり変わりませんでしたがこちらも360度のパノラマ風景でした。
九重の山は本当に景色がきれいです。
三俣山を登ってみた感想
以前に久住山に登った時も最高の景色でしたが三俣山も久住山と同じくらい美しかったです。久住山と距離的にも近いので似たような景色でしたが、三俣山は登り甲斐のある山でした。
登山ルートもさまざまあるので登山初心者から上級者までレベルを問わず楽しめる山です。
景色がひらけてる道が多く、景色も変わってくるので山頂まで飽きることなく登山することができました。
ぬかるんで滑る道が多かったり、大きい岩場を歩いたりと転倒のリスクもある山なので注意は必要です。
長者原から三俣山を通る際他の山に向かうルートもあるため、道も枝分かれしているので道間違いする可能性もあります。事前の登山ルートをしっかり確認するようにしてください。
スポンサーリンク