登山

【高千穂峰】山頂に剣に刺さった山!?高千穂峰ビジターセンターから登山

宮崎県と鹿児島県にまたがる高千穂峰に登山に行ってきました。
韓国岳を登った時に知り合った人に高千穂峰をおすすめされてやってきました。霧島連山の中で2番目に高い山で標高1,574mあり、日本二百名山にも選ばれています。
九州でも人気の山で多くの登山客が訪れます。

高千穂峰は天孫降臨伝説や坂本龍馬が新婚旅行に訪れたなど、言い伝えのある歴史ある山です。山頂には剣がささっている特徴的な山です。


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高千穂峰登山ルート

活動時間:3時間15分(休憩30分)

高千穂峰までのルートはいくつかありますが、今回は高千穂河原ビジターセンターからのルートで登ります。駐車場から登山道に向かう途中の鳥居をくぐり、樹林帯を進みます。急斜面の火口を登り御鉢を目指します。

御鉢山頂から馬の背と呼ばれる火口沿いを歩き、高千穂峰山頂を目指すルートです。
帰りも来た道をそのまま戻ります。

高千穂峰というと宮崎県の名所「高千穂」を連想しており、高千穂近くにあると思いましたがかなり離れているので注意してください。

高千穂河原ビジターセンター登山口情報

所在地
鹿児島県霧島市霧島田口(高千穂河原ビジターセンター)
営業時間
9:00~17:00
駐車場
有料あり。(1日500円)
トイレ
高千穂河原ビジターセンターにあり。
山頂に携帯トイレブースもあります。
アクセス
国道223号~県道480号
備考
高千穂峰河原ビジターセンター内に無料休憩、売店、自動販売機あり。

駐車時に駐車料金500円支払います。
広々した駐車場に無料休憩所やトイレも完備されており、ビジターセンターとしては申し分ないです。

高千穂峰山頂までの道のり

ビジターセンターから5分程歩くと登山口に到着します。
登山序盤は整備された樹林帯の登山道を進みます。

樹林帯を抜けると景色が開けてきます。
整備された道からザレ場になります。思ったより砂が深く、一歩一歩が重く感じました。まるで砂浜を歩いているような感覚で、登山靴にも砂が入ってきました。

ザレ場から岩場になります。
ここが高千穂峰登山の山場と言っていいでしょう。小さな石がコロコロ落ちています。傾斜も急で、距離もけっこうあります。所々に目印があるので目印通りにゆっくり進めば問題ありませんでしたが、ピークが見えているのになかなか近づかない風景。

火山岩が一面に転がっていますので落石、浮石に注意してください。

登りきると火口になっていました。
さっきまで登って来た道はこの火口を登ってきたことになります。高さもそれなりにあり、迫力満点でした。ここから火口沿いを進んでいきます。

火口の周りは傾斜も緩やかで道幅も広いので歩きやすかったです。火口の高さはかなりありますので間違えても落ちないようにしてください。
この辺りの標高が1,400mくらいで、写真の奥に見えるのが高千穂峰山頂です。山頂まではもう少しかかりそうです。

火口の周りを歩いてから少し火口を下ると鳥居があります。
かつて、霧島神宮はこの地にありました。ここから、高千穂峰山頂への登りとなります。

登山道は整備されていますがこの辺もザレてる箇所があり、一歩一歩が重く感じました。
危険な箇所は特にはなかったです。ただ、ここも小石や砂が深いところもありました。

御鉢

▲御鉢
標高が上がると御鉢を見渡せます。綺麗な円になっています。写真奥の火口がへこんでいるところを登り、写真右側の火口沿いをぐるっと半周し、火口を降りたきたってことになります。

高千穂峰もなかなか面白い登山コースです。
ふと思いましたが、どこに行っても火口って丸い形になっているのを不思議に感じます。

▲高千穂峰山頂
山頂に到着しました。標高1,774mあります。
スタートから2時間かからないくらいで山頂に到着しました。山頂はそれなりに広く、座れる場所もあるのでゆっくり昼食を取りました。山頂には山小屋と携帯トイレスペースがあります。

これが噂の山頂に刺さっている剣です。高千穂峰は天孫降臨の地でもあり、山頂には天の逆鉾が刺さっています。現在はレプリカですが。。
あの坂本龍馬もこの地に訪れ、天の逆鉾を抜いたと言い伝えもあります。

▼山頂からの風景

高千穂峰山頂

天気が曇っていたので少々うす暗い感じでしたが、山頂からの景色も綺麗です。

写真奥に見えるのは火山活動中の新燃岳の噴煙の様子。登ってきた火口の下にも噴煙のような様子でしたが気づいたら煙はなくなっていました。

山頂で昼食を食べて少し休憩し、下山します。下山は来た道をそのまま戻ります。

高千穂峰を登った感想

高千穂峰は行き帰りで3時間弱で登れる山ですが、火口を登る道や山頂付近の道は急登な道だったので時間より疲労感はありました。

山頂からの見晴らしもよく、火口を間近で見れたりと登り甲斐のある山でした。ビジターセンターからのルートは登山者も多く、ルートもわかりやすいので迷う心配もないので初心者でもおすすめです。

現在は入山可能ですが、新燃岳の噴火状況によっては規制がかかるかもしれないので、最新の情報を仕入れてから登るようにしましょう。


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海や山を中心したアクティブ系旅ブログ