草津と言えば、草津温泉!と誰でも思います。そんな草津温泉の近くに知名度は高くありませんが嫗仙の滝(おうせんのたき)があります。観光名所の近くにある滝なのに知名度が低いのは嫗仙の滝までの道が険しく行く人が少ないからです。
険しい山道を歩き、川の中を歩いて行かなければ辿り着くことのできない秘境滝に行ってきました。
軽い気持ちで行くと後悔します。
登山するような気持ちと格好で行きましょう。
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嫗仙の滝までの道のり
嫗仙の滝には駐車場完備されていますが、駐車場から滝まで1km程歩かなければいけません。距離は1km程ですが、滝まで険しい山道を歩くようなので30分程はかかりました。
駐車場から嫗仙の滝までの案内図があります。案内地図を見ると簡単に行けそうと思いますが険しい山道を進んで行くことになりますので覚悟しましょう。
滝つぼまで行きたい人は少し沢の中を歩くのでサンダルか長靴があった方がいいです。
嫗仙の滝への入り口です。
道は単純な道なので迷わずに行くことができます。
クマが出没するみたいです。確かに、まわりには何もなく、木々生い茂っている山なのでクマが居てもおかしくない場所です。熊除け対策をしましょう。とりあえず私は音楽を鳴らして行きました。
最初は緩やかな山道が続きます。一人が通れるくらいの道幅です。だんだん傾斜の急な山道になります。
沢の方に向かうので行きは傾斜が急な山道を下って行きます。滑りやすい道なので滑落や落石に注意しながら進みましょう。
山道を20分近く下ると川辺に辿り着きます。ここまで来たら嫗仙の滝は目の前です。ここからは沢の中を歩きます。長靴やサンダルに履き替えましょう。少し滑るので気をつけて沢の中を歩いてください。
沢の中を歩かなくても遠目で嫗仙の滝を見ることができます。ここまで来たら滝つぼまで見たいので私は沢の中を進んでいきました。本当に赤い岩肌ですね。
川の水は飲めないので口にしないでください。
そのまま沢の中を少し歩いて嫗仙の滝の間近まで来ました。高さも約25mあり、近くで見ると迫力満点の滝です。ちなみに滝に着くまで誰とも会いませんでした。
誰も人が居なかったので一人でこの景色を堪能。秘境感を全身で感じられます。
左側の滝は赤くないのが不思議です。嫗仙の滝は50万年から60万年前に草津白根山から噴火した火砕流が堆積してできた滝だそうです。
滝つぼも綺麗です。水量は多くはないですが迫力あります。水しぶきが気持ちいい。落石の恐れもあるので滝つぼに近寄りすぎないようにしましょう。
川底も赤いです。日本ではなかなか見られない珍しい滝だと思いました。
帰りは下ってきた山道を登って戻ります。クマに注意をしながら山道を登ってるとヘビに遭遇し軽くパニックになりました。
帰りは傾斜の急な登り道なので駐車場まで距離以上に長〜く感じました。結局、帰り道は40分近くかかりました。
嫗仙の滝 基本情報
所在地
群馬県吾妻郡草津町
駐車所
無料
アクセス
草津温泉から車で10分
嫗仙の滝までの行き方
駐車場まで目印になるところがあまりありませんが、日本ロマンチック街道(国道292号)沿いに【セブンイレブン群馬草津東店】を曲がり、細い道を進むと小さいですが嫗仙の滝の看板があります。
Googleマップで【嫗仙の滝】と検索する車を止められる場所がないところに案内されます。
場所的には近そうですが、遭難しそうな道なので【嫗仙の滝 駐車場】と検索していきましょう。
嫗仙の滝まで行くのは大変ですが行く価値は十分にある滝です。なんといっても秘境感をすごい味わうこともでき、期待した以上の絶景に出会えます。
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