【早池峰山】初心者でも大丈夫！河原の坊登山口から小田越ルートで百名山登山

早池峰山（はやちねさん）は、岩手県に位置し、標高1,917メートルの山です。
早池峰山は、険しい斜面と高山植物が豊富なことで知られており、日本百名山のひとつにも選ばれています。

傾斜の急な岩場や梯子場もありますが、「小田越ルート」であれば登山客も多く、登山道の整備もされているので初心者でも登山することが可能です。
ただし、しっかりとした装備と体力は必要です。

早池峰山登山において、登山口の駐車場事情や土日などマイカー規制もあるので事前に調べておく必要があります。

小田越登山ルート

小田越ルートは早池峰山のメインの登山ルートですが、小田越登山口には駐車場がないので河原の坊登山口に車を止めてからのスタートとなります。

小田越ルートは、河原の坊登山口から小田越登山口まで約2km、そこから早池峰山山頂まで2,7kmの移動距離です。
往復だと10km近くになりますのでそれなりの体力も必要となります。

スタート地点の小田越登山口から、初めは緩やかな坂が続きます。
途中からガレ場になり本格的な登り道になるルートです。

河原の坊登山口情報

毎年、6月第2日曜日から8月第1日曜日までの土日祝日は、交通混雑の解消のため、車両交通規制を行っております。
河原の坊登山口までマイカーで行くことができません。
早池峰山麓にある、「岳駐車場」に車を止めて、シャトルバスで登山口に向かいます。
料金や時刻表など詳しくはこちらを確認してください。

▲河原の坊駐車場
50台ほど駐車可能です。
写真を撮った時間は下山時でPM3時頃なので駐車場は空いてましたが、到着した午前中には満車状態でした。

▲早池峰総合休憩所
綺麗なイスやテーブルのある休憩所。

▲河原の坊コースもありますが、平成28年の大雨により登山道が崩落し、通行止めになっております。

河原の坊登山口から小田越登山口までは舗装された道路を2kmほど歩いて向かいます。
小田越ルートでの登山の際は、この移動時間も考慮しましょう。

小田越登山口〜早池峰山までの登山ルート

▲河原の坊登山口から、30分ほどで小田越登山口に到着。
小田越登山口は薬師岳の登山口にもなっており、道路の反対側にも登山口があるので間違えないように注意。
最後のトイレもここにあり、この先は携帯トイレブースのみになります。

2.7kmの早池峰山山頂を目指します。

最初の1kmは、比較的なだらかな整備された森林の登山道を進んでいきます。

森林の道を25分ほど歩くと急に景色が開けます。
開けた道になると早池峰山1合目になります。
ここから先は、岩場の道です。

▲5合目御金蔵
特徴的な岩がありこのあたりで休憩することができます。

5合目を過ぎるとさらに岩場の道もハードになってきます。
足元に気をつけながら慎重に進みましょう。

▲早池峰山名物の鉄梯子
ほぼ垂直でなかなか高さのあるスリリングな梯子ですが、梯子自体は丈夫なので両手両足を使ってゆっくり上りましょう。

梯子を登ったときは下をあまり見ないようにしましたが、梯子場の上から眺めると足がすくんでしまう光景です。

梯子場を過ぎた9合目からはなだらかな道になります。
山小屋が見えたら山頂までももう少し。


▲登山開始して2時間30分で早池峰山山頂に到着。
早池峰山の山頂に到達すると、360度の大パノラマが広がり、岩手県全域を見渡すことができます。
天候が良ければ、遠くの山々や街並みを眺めることができ、山頂には小さな祠（ほこら）があり、多くの登山者がここで手を合わせて安全を祈願しています。

▼山頂からの景色

早池峰山山頂は360°のパノラマ絶景が広がります。

帰りは、登ってきた道をそのまま下山して登山終了です。

まとめ

早池峰山を小田越ルートで登る登山は、」バリエーション豊かな登山道で、森林地帯や草原、そして高山植物が咲き乱れるエリアなど、さまざまな風景が次々に現れ、飽きることがありません。

登山者の多さ、登山道も整備もされているので遭難する心配もなく、初心者でもおすすめです。

小田越ルートは時期によっては、車両規制がかかるので事前に確認してから登山に行きましょう。

 

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