大神島をご存じでしょうか?
宮古島から池間島の方に向かうと沖合に島のような山のようなものが見えます。これこそが大神島です。島民20名ほどが住んでいる小さな島です。
大神島のほぼ全域が聖域とされており、日本でもトップクラスのパワースポットとされています。宮古島の人は、大神島は神様が住む島だから立ち入らないと言う人もおり、昔から大切にされてきた島でもあります。
さまざまな伝説や島独自のルールも存在する神秘的な島には、宮古島から定期便を利用して行くことができます。
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大神島までのアクセス方法
大神島へのアクセスは、宮古島の「島尻港」から定期便(船名:スマヌかりゆす)に乗って行く方法のみになります。
1日に4~5便(時期によって異なる)就航しています。
車
市街地から池間島方向に約10km(約20分)
路線バス
八千代バス「平良」から「島尻港」290円(約30分)
※便数が少ないので帰りの時間に注意してください。
大神島は小さな島で観光名所も多くないので2時間程の滞在で十分楽しむことができます。帰りの便は2〜3時間後なので乗った次の便で帰るのが一般的です。
※シュノーケリングや釣り目的の人はそれ以上滞在している人もいます。
▲島尻港
島尻港に到着し、船乗り場近くのチケット売り場で切符を買おうとすると、まさかの定員オーバーで乗れませんでした。
11:40島尻港発の船に乗る予定でしたが、次の便が14:15なのでしょうがなく次の便で乗ることに。
「島尻港」⇔「大神島」の(船名:スマヌかりゆす)の定員は30名です。
フェリーは先着順なので、時間に余裕を持って切符を買いましょう。早く行きすぎると切符売り場の人がいないので2.30前くらいに行けばいいと思います。今回は、出発時間5分前に切符売り場に行って乗れませんでした。
11時台の船が一番混み合うそうです。
いざ、大神島へ
14:15の便に無事に乗れたので大神島へ出発です。
島尻港から4kmの距離にあるので港からも大神島は見えます。どんどん、島に近くにつれ独特の雰囲気を感じました。島尻港から船で15分程で到着します。
大神島一番の観光名所「遠見台」へ
時間も限られているので、上陸して島一番の絶景が眺められる遠見台へ向かいます。
大神島は小さい島なので観光名所もそれほど多くありません。大神島に訪れた人のほとんどの人が遠見台へ行くと思います。
遠見台は高台にあるので傾斜な急な道を登って行きます。と言っても10分もかからないうちに到着できます。
漁港からすぐに遠見台への道案内がありますので案内の通り進んで行きます。
途中から登山道のような道に変わります。
南国らしい風景が見えました。本州では見ることのない植物も見られます。
途中から階段の道に変わりますが一段一段が傾斜が急で普段あまり歩かない人には少々しんどいかもしれません。
日陰もほとんどないので夏には汗だくになりそうですね。
遠見台に到着!!
距離はたいしたことはありませんが、急こう配の道で日を避けられる場所がない道だったので思っていたより疲労感がありました。
山頂は展望台になっており、360°のパノラマ風景を見ることができます。
海の綺麗さはもちろん、リーフの境目まではっきりと見えます。
島唯一のご飯屋さん「おぶゆう食堂」でランチ
大神島唯一のご飯屋さんでちょっと遅いランチ。
漁港の目の前にあるご飯屋さんで、島ならではのご飯を食べることができます。おぶゆう食堂は、ペットボトルの飲み物も売っているので飲み物だけ買って外のテラス席でゆっくり過ごすのもありですが大神島まで来たので「おぶゆう食堂」ランチを頂きます。
大神島特産のタコを使ったカーキダコ丼(800円)を頂きました。
昔ながらのカレーや宮古そばや軽食もあります。
大神島の周りも散策
小さな島なので島一周散歩しようと思いましたが、大神島は島一周する道はありません。港の前に道はありますが、途中で道はなくなってしまいます。
島を一周できるように道路を作ろうとしていたらしいですが、当時最新のブルドーザーでも大神島にある岩を切り崩せなかったり、工事関係者に不幸があったりしたため工事は中止になったとも言い伝えられています。
まずは、島の東側へ。
海の透明度は抜群です。大神島にはノッチと呼ばれる奇岩が点在します。大きい岩が波によって削られてキノコのような形になった岩がいたるところにあります。一つ一つの岩にもパワーが宿っているような。。。
この辺りはノッチに囲まれて入り江のようになっているのでシュノーケリングする人もいるそうです。
島の北側へ。
舗装された綺麗な道が続いています。
ビーチもありますが、誰も海に入っている人はいません。釣りをしている人はいました。
大神島は神の島なので、地元の人はあまり海には入らないそうです。
北側にもノッチと呼ばれる奇岩があちらこちらにあります。
確かに、岩が削られてキノコのような形をしている。
北側の道も行きどまりでした。この先は海に繋がっています。誰も人がおらず、波の音だけする静かな島です。
静かすぎる上、独特な雰囲気の島なので少し怖くなってきました。どこも手付かずの自然が残る綺麗な島です。
大神島 まとめ
2時間弱の時間で大神島を十分に満喫することができました。
大神島へ行った人にしかわからない島独特の雰囲気も感じました。この雰囲気は、日本にあるパワースポットの雰囲気ともちょっと違うような!?近くで神様を感じられるような。言葉にはできない感じです。
手付かずの自然や絶景を見ながら静かな島をぶらぶらする、離島巡りの醍醐味だと思いました。
大神島で何かやるってよりは、大神島に行くことが目的の人の方が多いです。シュノーケリングなどのアクティビティなことをしたい人は宮古島で十分だと思いました。
大神島で釣りはしてみたいと思いました。
大神島は、一般の人が入れない期間や島独自のルールもあるので行く前に島の情報を調べてから行くようにしてください。島の物は持ち出さない、ごみなど置いて行かないことは徹底しましょう。
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