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竹田城址の天空の城が見たい!雲海が現われる時期と気象条件とは?

天空の城ブームの火付け役となった竹田城址は日本のマチュピチュとも呼ばれています。まるで雲の上に表れる城。そんな幻想的な光景を見たいと思っている人は多いはずです。

しかし、誰でも簡単には見ることができません。相手が自然なのでしょうがないですが、見れた時の感動も大きいです。

竹田城址が天空の城になる条件と雲海を見るまでに行うべき行動を記事にします。


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竹田城址の雲海発生条件の確認

天空の城を見るには雲海が出ていることが条件なので、いつ行っても見える風景ではありまけん。

雲海が発生するには条件があります。気象条件を知っていれば天空の城が見える確率は高くなります。

ちなみに竹田城跡の雲海は、竹田城近くにある円山川から発生する霧によって発生します。全国には天空の城が見れる場所が何ヵ所かありますが、竹田城址は他の天空の城より出現する可能性は高いです。

雲海が発生する時期

  • 秋から冬の早朝(10月下旬から12月中旬)
  • 早朝から日の出後の8時頃まで

雲海が発生する条件

  • 晴天(前日も晴天だと尚良し)
  • 前日の昼と夜の気温差がある(気温差10℃くらい)
  • 風がない

秋から冬の時期は気温差が大きくなりやすく、一般的にも雲海シーズンと呼ばれています。昼間になると気温が上がり雲海は消えてしまいます。
雲海を見るには早起きが肝心です。

当日の天気予報だけでなく、前日の天気予報もチェックが必要です。前日の天気と昼間と夜の気温差、当日の天気と風速を確認しておきましょう。

この条件が合えば雲海が見える確率は高いので竹田城跡の雲海をみる前に天気予報でチェックしてください。

竹田城跡が眺められる立雲峡

竹田城址を眺められる展望台は、朝来山の中腹にある立雲峡にあります。

立雲峡にある3つの展望台

第三展望台
駐車場から徒歩5分。竹田城址を下から見上げる景色

第二展望台
駐車場から徒歩20分。竹田城址を正面に見える

第一展望台
駐車場から徒歩40分。竹田城址を上から見下ろせる

※急こう配の道を歩く必要がある。

天空の城を見るには早朝の山道を歩くことになります

御来光とセットで雲海を見るなら明るくなる前に入山する必要があります。スマホのライトを照らして登る人もいますが、暗い中の道のりならなるべくは両手が使える状態の方がいいのでヘッドライトをおすすめします。

竹田城跡を眺められる場所は数カ所ありますが展望台として整備されているのが立雲峡なのが一般的です。

立雲峡から竹田城跡まで直線距離で約2kmの真向かいに位置しています。

竹田城址第三展望台

▲第三展望台からの竹田城

駐車場から歩いて一番近い展望台で5分程で到着します。竹田城址を見上げるように見えますが、10人の程の展望スペースしかなく、桜の木がどうしても写り込んでしまいます。やはり、第二か第一展望台まで登った方が綺麗に見ることができます。

竹田城址第二展望台

▲第二展望台からの竹田城

駐車場から歩いて約20分程のところにあります。竹田城址と正面に位置しており、20人程の展望スペースがあります。

第一展望台まで行くのはしんどいと思う方は第二展望台でも十分に絶景を楽しめます。
個人的に正面から見た竹田城の方が迫力を感じました。

竹田城址第一展望台

▲第一展望台からの竹田城跡

駐車場から40分程登って行きますが、第一展望台にたくさんの人が集まっていました。

竹田城址を見下ろすように見え、展望台も広く整備されています。早朝なのにも関わらずたくさんの人がおり、たくさんの人が三脚を立てて日の出を待っていたので場所取りが大変でした。

▲立雲峡駐車場からの竹田城址

駐車場付近からも竹田城址は見ることができますが、展望台まで登った方が綺麗に見えます。

各展望台まで歩道が整備されていますが、第二展望台から第一展望台までは勾配が急になるので体力や足腰に自身のない方は第二展望台で見ることをおすすめします。また、歩道が整備されていますが、山道を歩くことになるので動きやすい格好で行くようにしてください。

立雲峡 基本情報

所在地
兵庫県朝来市和田山町竹田
駐車場
無料(50台)雲海シーズンは日の出前に満車になることがあります。
入場料
環境整備費として一人/200円
トイレ
駐車場にあり
解放時間
24時間開放
アクセス
車:国道312号~県道277号
公共交通機関:JR竹田駅からタクシー
備考
雲海シーズンは路面凍結の恐れあり

天空の城は簡単には見られるものではありませんがそれだからこそ見えた時の感動は大きなものです。

雲海の出る条件を知っていれば見れる確率も高くなるので事前情報は必須です。

天空の城ブームにより国内外からたくさんの観光客が押し寄せている状態で老朽化も深刻化しています。

立ち入り禁止エリアもありますので今後もマナーを守りながらを美しい景色を守っていきましょう。

雲海シーズンの早朝は気温が低く、長時間山の中にいることとなるので防寒対策はしっかりと行ってください。


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