長崎県の島原半島にまたがる標高1359mある雲仙岳に登山してきました。雲仙岳は日本二百名山にも選ばれており、紅葉の名所として多くの観光客が訪れます。普賢岳のすくそばには日本で一番新しくできた山と言われている平成新山を真近で見ることができます。
普賢岳は、仁田峠からの登山が一般的で初心者でも登りやすい山です。半日で登って帰って来れるのでサクッと登山したい人にもおすすめです。秋には紅葉の名所としても知られ多くの観光客が仁田峠に訪れます。
今回は雲仙岳を登るためにやってきましたが、雲仙岳は普賢岳を含む周りの山々を雲仙岳と呼ばれています。一般的に雲仙岳は普賢岳のことを指してるようです。
雲仙・普賢岳登山ルート
行き
仁田峠(9:20)
あざみ谷(9:45) 紅葉茶屋(10:10) 鬼人谷口(1015) 西の風穴(10:15) 北の風穴(10:40) 鳴吹分かれ(10:50) 立岩の峰(11:10) 霧氷沢(11:20) 普賢岳山頂(11:40)帰り
普賢岳山頂(12:00)
紅葉茶屋(12:20) あざみ谷(12:45) 仁田峠(13:00)活動時間:3時間40分(休憩30分)
普賢岳登山の一般的なルートです。
行きは登山口から紅葉茶屋を通り、鳴吹分かれ方向に進み、霧氷分かれをぐるっと回り普賢岳山頂を目指します。
帰りは、山頂から一気に紅葉茶屋に降りて下山するルートです。登山道も整備されており、標識も所々に設置されているので迷わずに山頂まで行くことができます。
仁田峠登山口情報
所在地
長崎県雲仙市小浜町雲仙551(雲仙ロープウェイ)
駐車場
無料あり。
200台程駐車可能。
トイレ
仁田峠駐車場にあり。綺麗です。
登山道、山頂にはなし。
アクセス
県道131号~県道57号~雲仙仁田峠循環道路
- 雲仙仁田峠循環道路を通行する際、協力費として車1台/100円求められます。
- 日没後はゲートが閉まるので通行することができません。
※時期によって通行可能時間が変わります。
▲雲仙ロープウェイ
雲仙普賢岳の登山口は仁田峠になりますので、ここを目指してください。整備された道路で険しい道でもありません。
仁田峠はロープウェイ駅にもなっており、登山者よりもロープウェイを利用する観光客が多いイメージでした。
登山口には売店や自動販売機、トイレもあります。観光地としての整備がしっかりとされているので登山者にも大変便利です。
仁田峠から普賢岳山頂
仁田峠駐車場からロープウェイ駅方向に向かい、ロープウェイ駅の右側に神社があります。ここが普賢岳の登山口になります。
みんながロープウェイの階段を上って行くのを見上げながらの登山開始です。
登山口からしばらく平坦な歩きやすい樹林帯を進みます。
▲あざみ谷
登山口から1km程歩くとあざみ谷に到着。
木々に囲まれたベンチがありますが疲れていないのでそのまま進んで行きました。登山者が誰もいなかったのでとても静かで、樹林帯の中なので薄暗かったです。
▲紅葉茶屋
さらに平坦な樹林帯の中を進み、紅葉茶屋に到着。
ここから分岐になっており、普賢岳山頂まで400mで行けますが、鬼人谷口方向の「鳴吹分かれ」から上りの一方通行になってしまい、紅葉茶屋から山頂ルートで登ると帰りも同じルートでしか降りられなくなります。あっという間に登りきるのももったいないので、鬼人谷口方向からぐるっと回り普賢岳を目指すルートで向かいます。
▲西の風穴
洞窟から冷たい風が吹き込んでくるらしいです。
この日は、もともと風が強かったのでよくわかりませんでした。「北の風穴」がこの先にありますが、西の風穴と似たような感じです。
▲鳴吹分かれ
ここから登りの一方通行になります。
ここから先は傾斜が急になり、道幅も狭くなります。そのために一方通行にしてる訳ですね。
石段も一歩一歩が高いです。紅葉茶屋までの道と変わって、本格的な登りになります。
って言ってもそのまでのしんどさはありませんでした。若干、石の階段がが滑ります。
▲霧氷沢
この辺から急激に天候が変化しました。周りがガスっており、風も冷たく、景色がまったく見えません。この辺には火山岩がゴロゴロしています。
▲普賢岳山頂
山頂に到着しましたが、ガスって視界ゼロなうえ、強風で景色が全然見えませんでした。
天気が良ければ平成新山を間近で見る事が出来ますが今回は見る事が出来ず。天気が回復するのを待つか悩みましたが、他に登山客もおらず、風を凌げるような場所もないので諦めて下山することにしました。
普賢岳山頂からの下山
下山は、山頂から紅葉茶屋までいっきにおります。距離にしてわすが400mサクッと降ります。行きより距離が短い分、傾斜が急でした。少し小雨が降っていたため岩場も滑ります。
途中一か所だけ小さな鎖場がありましたが高さもないのでゆっくり降りれば問題ありません。
山頂から20分程で紅葉茶屋に到着。
紅葉茶屋からは来た道をそのまま戻り登山終了。山頂から下山まではあっという間でした。
普賢岳を登った感想
普賢岳は3時間弱あれば登って帰って来れました。
登山道の所々にチェックポイントもあり、登山道も整備されていたので遭難する心配はなさそうです。初心者でも登りやすい山だと思いました。
個人的には、雲仙まで時間をかけて行ったので少し物足らなせもありましたが、雲仙と言ったら温泉!!ってことで雲仙温泉に浸かり、雲仙温泉街を散策して帰宅しました。1日で登山して、雲仙観光もできたので満足する山旅でした。
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