北海道札幌市南区に位置する八剣山に登山してきました。標高は498mと低く、1時間もかからずに山頂まで登ることができますが、バリエーション豊富な登山道です。
山頂からの景色も最高です。
もともとは「観音岩山」という名前ですが、八剣山と呼ばれています。山頂に見える岩が8本の鋭い剣のように見えるからだとか。
八剣山の登山ルートは中央登山口、南口登山口、西口登山口の3つのルートがありますが、今回は中央登山口ルートで登ってきました。
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八剣山中央登山口ルート
行き
八剣山果樹園駐車場(15:00) 中央登山口(15:10) 3合目南口分岐(15:15) 7合目(15:30) 八剣山山頂(15:40)
帰り
八剣山山頂(16:10) 7合目(16:20) 3合目南口分岐(16:30) 中央登山口(16:40)八剣山果樹園駐車場(16:50)
登り:40分
下り:40分
休憩:20分
活動時間:1時間40分(休憩20分)
山頂まで40分程とコースタイムは短いですが、樹林帯、岩場、ロープ場などバリエーション豊富な登山道です。斜度もそれなりにある山道なので時間以上に疲労感を感じました。
帰りも同じルートですが、斜度のある下り道で土の道が滑るので登りと時間はかわりませんでした。
八剣山中央登山口情報
所在地
北海道札幌市南区砥山126(八剣山果樹園)
駐車場
無料(約150台)
トイレ
八剣山果樹園にあり
アクセス
車
札幌駅から約40分。国道230号沿い
公共交通機関
札幌駅からじょうてつバス「定山渓温泉」ゆき「八剣山登山口」下車、徒歩12分。
八剣山果樹園の駐車場に止めて登山口に向かいます。キャンプ場や釣り堀、スケートパークなどの設備もあり、登山客以外のお客さんもいます。
写真の奥に見えている岩の切り立ったのが八剣山です。
中央登山口は少しわかりにくい場所にありますが、駐車場から八剣山の方に歩くと中央登山口の看板があるのでそのまま向かってください。
駐車場から約10分程で登山口に到着。いろいろな看板があるのですぐに登山口とわかります。
登山口のすぐそばに馬!?ロバ!?さんがお見送りしてくれました。
八剣山山頂に向けて登山スタート!
八剣山山頂まで40分だが、バリエーション豊富な登山道が続く道のり
登山序盤は樹林帯の中は歩きます。土の道ですが、斜度がそれなりにあるのでハイペースにならないように登りましょう。ところどころ斜度が急で、滑る個所もあります。
▲3合目の分岐
南口登山口と合流します。この先の斜度のある樹林帯の道を進んでいきます。
5合目付近から岩場に変わります。これまでと一変、岩場の道が続きます。
今まで土の道だったのにゴロゴロとした岩はどこから出てきたのだろうと思ってしまうくらいの岩場です。
7合目からロープ場や狭い道になるので一歩一歩慎重に進みましょう。八剣山特有の地形が生んだ山道で登り甲斐あるコースです。
景色が開けている場所もありました。札幌の街並みと自然が融合した景色です。
撮影した場所の真下が崖になっており、足がすくみます。
8合目付近。下から眺めていた八剣山の切り立った岩をトラバースしながら山頂に向かう道のりです。岩壁の景色に圧巻されます。
鎖が岩に打ち込んでありますが、鎖は補助程度に浸かって登りましょう。
9合目を過ぎると絶景が広がっていました。ただし、登山道も狭く、足がすくむほどの断崖絶壁な個所もあるので注意してください。低山と軽い気持ちでしたが、想像以上にドキドキしながら進みました。
標高は低いですがナイフリッジ状にそり立つ姿は圧巻です。この辺りも道幅が狭く、足がすくんでしまう高さです。登山道は岩壁の下をトラバースするので恐怖感はそこまでありませんでした。
八剣山山頂に到着!登山口からわずか40分程で到着しましたが、バリエーション豊富な登山道、変わる景色でもっと歩きたいと思った山でした。
山頂周辺も狭く周りが崖になっています。風が強い日や雨の日に行ったらかなり怖いと思いました。
山頂は360°開いており絶景が広がっています。山頂周辺は狭いので大人数いると身動きが取れなくなります。さらに、真下は断崖絶壁になっているので転落などに注意してください。
藤野地区が眼下に広がっています。
下山は来た道をそのまま終わって八剣山登山終了。斜度のある登り道だったので下山時はスリップして何回か転びそうになりました。下山も一歩一歩慎重に降りましょう。
八剣山 まとめ
八剣山登山は、標高も低く短時間で山頂まで登れますがさまざまな登山道があり、登り甲斐のある山でした。山頂からの景色も最高です。
登山口の八剣山果樹園にはキャンプ場やスケート広場、乗馬などアクティビティも充実していて一緒に楽しむのもありです。さらに近くには定山渓温泉街もあるので登山後の温泉もいかがでしょうか?
八剣山は初心者でも登りやすい山と言われていますが、斜度のある登山道で危険個所もあるので最低限の装備はしていった方がいいと思います。
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